大学入学共通テスト、初日終える 7教科21科目に再編

大学入学共通テストは18日、初日の日程を終えた。この日は地理歴史と公民、国語、外国語、ICプレーヤーを使った英語のリスニングを実施。2日目の19日は、理科と数学、今回から導入された情報が行われる。現行の学習指導要領に対応した最初の試験で、教科・科目が6教科30科目から7教科21科目に再編された。出願者は7年ぶりに増加し、49万5171人。
科目が大きく変わった地歴公民では「地理総合、地理探究」や「公共、政治・経済」などを初実施。思考力や判断力をみるため、資料を分析する問題が多く出された。
大問が2問から3問に増えた国語の現代文では、評論と小説に加え、グラフの読み取りが求められる新たな問題が出た。
例年受験者数が最も多い外国語は、出願者の91・9%に当たる45万4899人が受けた。英語のリスニングは、機器の不具合などを理由に中断部分からやり直す「再開テスト」を計46人が受けた。
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