円上昇、一時155円台前半 日銀の追加利上げ観測で
16日の東京外国為替市場の円相場は、対ドルで上昇し、一時1ドル=155円台前半を付けた。約1カ月ぶりの円高ドル安水準。日銀が来週にも追加利上げを決めるとの観測が強まり、ドル売り円買いに弾みがついた。
午後5時現在は前日比69銭円高ドル安の1ドル=156円18~20銭。ユーロは84銭円高ユーロ安の1ユーロ=160円82~86銭。
15日に日銀の植田和男総裁が東京都内の会合で、来週の金融政策決定会合で利上げの是非を判断すると発言し、日米金利差の縮小を意識したドル売り円買いが優勢となった。同日発表された米国の消費者物価指数の結果を受けて、米長期金利が低下したことも円高を加速させた。
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