東証反発、終値は128円高 半導体関連株が押し上げ
16日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は6営業日ぶりに反発した。終値は前日比128円02銭高の3万8572円60銭。平均株価への影響が大きい半導体関連株が上昇し、相場を押し上げた。取引時間中に発表された半導体大手、台湾積体電路製造(TSMC)の好決算を受け、業績改善期待が高まった。
東証株価指数(TOPIX)は2・50ポイント安の2688・31。出来高は約17億7200万株。
朝方の買い一巡後は伸び悩み、午後に下落に転じる場面もあった。外国為替市場で円高ドル安が進み、自動車など輸出関連株の重荷となった。20日のトランプ次期米大統領就任を控え、様子見ムードもあった。