栃木の住居侵入未遂、男女に有罪 闇バイト実行役、宇都宮地裁支部
「闇バイト」に応じて栃木県益子町の住宅に侵入しようとした事件で、住居侵入未遂罪に問われた森健太郎被告(25)と佐々木花梨被告(22)に、宇都宮地裁真岡支部は16日、「指示役や実行役など複数の共犯者が関与した組織的かつ計画的な犯行で、悪質性は非常に高い」として、いずれも懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。
楠大輔裁判官は判決理由で、森被告が窓ガラスを割って侵入を図り、佐々木被告が付近の見張り役を担ったとし「犯行に重要ないし必要不可欠な役割を果たした」と指摘。一方で侵入が未遂にとどまり、反省しているとし「社会での更生の機会を与えることにした」と述べた。
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