ドクターイエロー展示へ、名古屋 1月に引退、リニア・鉄道館で
JR東海は15日、今月中に同社が運用を終える東海道・山陽新幹線の点検車両「ドクターイエロー」の先頭車両を、運営する「リニア・鉄道館」(名古屋市港区)で6月ごろから展示すると発表した。丹羽俊介社長は名古屋市で開いた定例の記者会見で「ドクターイエローに実際に触れて、楽しんでもらいたい」と話した。
ドクターイエローは、JR東海とJR西日本が1編成ずつ所有。JR西も27年以降をめどに引退させる予定。現在は線路などの検査のため、10日に1回程度、交互に東京―博多間を走行している。運行ダイヤは不定期かつ非公表のため「見たら幸せになる」として人気がある。