北朝鮮、短距離ミサイル数発発射 トランプ次期米政権へ戦力誇示か

共同通信 2025年1月14日 11:57
 北朝鮮国旗
 北朝鮮国旗
 北朝鮮・平壌、江界、日本、排他的経済水域(EEZ)
 北朝鮮・平壌、江界、日本、排他的経済水域(EEZ)

 【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は14日、北朝鮮が同日午前9時半(日本時間同)ごろ、北部の慈江道江界付近から日本海側へ短距離弾道ミサイル数発を発射したと明らかにした。軍によると、約250キロ飛行し日本海上に落下した。米韓両軍などが詳しい性能を分析している。6日の弾道ミサイルに続く発射で、20日のトランプ次期米政権発足を前に、米国に対する戦力誇示を強めているとみられる。

 林芳正官房長官は14日の記者会見で「わが国の領域や排他的経済水域への被害は確認されていない」と述べた。

 韓国軍は「米国、日本と関連情報を緊密に共有し、備えを維持している」と表明した。米韓両軍が発射準備の動向を把握していたとも強調し、「朝鮮半島の平和と安定を深刻に脅かす挑発行為だ」と北朝鮮を批判した。

 北朝鮮は6日に首都平壌付近から日本海側へ弾道ミサイル1発を発射。今年初めての発射で、北朝鮮メディアは7日、同国のミサイル総局が極超音速の新型中長距離弾道ミサイルの発射実験を6日に成功させたと伝えた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧