米大統領就任式に異例の特使派遣 習主席見合わせ、摩擦軽減狙いか
【ワシントン共同】フィナンシャル・タイムズは9日、中国政府が20日の米大統領就任式に特使を派遣するとトランプ氏の政権移行チームに伝達したと報じた。トランプ氏は習近平国家主席を招待したが、習氏の出席は見合わせる。特使派遣は異例で、対中関税引き上げを公言するトランプ氏との摩擦を軽減する狙いがあるとみられる。
中国側は韓正国家副主席や王毅外相の派遣を検討。トランプ氏側には、より格上の習氏側近で共産党序列5位の蔡奇・党政治局常務委員の出席を求める声があるという。人選を巡り駆け引きが続いている模様だ。
トランプ氏は中国側が「適切なレベルの政府高官」(同紙)を派遣しなければ不満を抱く可能性がある。
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