角川前会長「仕打ち違法」 「人質司法」国賠訴訟開始
東京五輪汚職事件で、贈賄罪に問われた出版大手KADOKAWA前会長の角川歴彦被告(81)が、否認するほど身柄拘束が長引く「人質司法」で苦痛を受けたとして、国に2億2千万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が10日、東京地裁で開かれた。角川被告は「無罪を主張するとこんな仕打ちを受けるのは、法律にも道理にも反する」と意見陳述した。
角川被告は2022年9月に逮捕。5度目の保釈請求が認められ、23年4月に保釈された。訴状では、何度も体調不良を訴えたが、拘置所、検察官、裁判官に無視され「死の淵を感じながら拘禁生活を耐え忍ぶしかなかった」と主張している。
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