消費者心理が2カ月ぶり悪化 12月、食品高騰など響く
内閣府が8日発表した2024年12月の消費動向調査は、向こう半年間の消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上世帯、季節調整値)が前月比0・2ポイント低下の36・2となり、2カ月ぶりに悪化した。野菜など食品の価格高騰が響いた可能性がある。ただ前月までと全体の傾向に大きな変化はないとして、基調判断は「改善に足踏みがみられる」を維持した。同一表現は8カ月連続となった。
指数を構成する4項目のうち「暮らし向き」は0・2ポイント、「耐久消費財の買い時判断」は0・5ポイント、それぞれ低下した。