中国、12月の物価0・1%上昇 伸び鈍化、デフレ圧力続く

共同通信 2025年1月9日 11:50
 北京市内の観光地を歩く人たち=2024年12月(共同)
 北京市内の観光地を歩く人たち=2024年12月(共同)

 【北京共同】中国国家統計局が9日発表した2024年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0・1%上昇した。11カ月連続でプラスとなったが、伸び率は11月から0・1ポイント鈍化した。政府は金融緩和などの景気刺激策を強化しているが、デフレ圧力が根強いことを示した。

 同時に発表した12月の工業品卸売物価指数(PPI)は2・3%下落した。下落幅は11月より0・2ポイント縮小したが、27カ月連続でマイナスとなった。

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