国スポ、集中開催を通年化に 競技分散、トップ選手が参加
国民スポーツ大会(旧国民体育大会)改革案の大枠が5日、判明した。多数の競技を秋に集中的に行う現行方式を改め、トップ選手が参加しやすい時期に各競技を分散する通年開催化が軸。国内最高水準の大会として魅力を高めることで、全国各地からの観戦客を見込み、開催地の経済への貢献など地域活性化の一助とする狙いだ。大幅な運営の簡素化も進め、地元の財政負担を軽減。持続可能な在り方を目指す。
複数の関係者が明らかにした。改革案を議論している日本スポーツ協会の有識者会議が3月に取りまとめる提言に、こうしたポイントが盛り込まれる見通しだ。実現すれば、戦後のスポーツ振興の一翼を担ってきた大会の形態が大きく様変わりすることになる。
国スポは毎年秋に大半の競技を実施している。関係者によると、一部競技でトップ選手が出場可能な日程のシミュレーションにも着手。五輪メダリストなど一線級の選手がそろえば、有料開催の競技を増やせるとの意見も出ており、収益を大会経費に充てる案もある。
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