地震と豪雨犠牲者悼む 石川・穴水で忌日法会
能登半島地震と豪雨災害で亡くなった方々を悼む忌日法会が4日、石川県穴水町の真如苑能登支部で営まれた。参列者らが黙とうをささげ、犠牲者の冥福と被災地の早期復興を祈った。
法会には信徒や日本宗教連盟の関係者ら約110人が参加。経を唱えながら手を合わせて追悼した。真如苑は地震後、被災地支援を続けているが、豪雨災害後には被災者から「心が折れそうだ」という声をかけられることが多いという。
真如苑総本部の西川勢二教務長は「地震と豪雨で被害を受け、フラッシュバックする人も多い」と思いやり、参列者に励ましの言葉を伝えた。