旅客機墜落の原因解明を ロシア、アゼル外相が電話会談

共同通信 2024年12月29日 05:42
 アゼルバイジャン航空機の墜落現場=27日、カザフスタン西部(ゲッティ=共同)
 アゼルバイジャン航空機の墜落現場=27日、カザフスタン西部(ゲッティ=共同)

 【モスクワ共同】ロシアのラブロフ外相は28日、アゼルバイジャンのバイラモフ外相と電話会談し、カザフスタン西部で起きたアゼルバイジャン航空の旅客機墜落について協議した。ロシア外務省によると両外相は原因解明の必要性を強調した。

 墜落を巡り、ロシアのプーチン大統領は28日、アゼルバイジャンのアリエフ大統領との電話会談で「悲劇的な事件はロシア上空で起きた」と謝罪し一定の責任を認めた。

 プーチン氏は旅客機が向かっていたロシア南部チェチェン共和国グロズヌイ周辺で、ロシア軍がウクライナ軍の無人機攻撃を防空システムで迎撃していたことは認めたが、可能性が指摘されている旅客機の誤射には触れなかった。

 プーチン氏は28日、カザフスタンのトカエフ大統領とも電話会談。ロシア大統領府によるとカザフの事故調査委員会が実施するフライトレコーダー(飛行記録装置)の解読にはロシア、アゼルバイジャン、ブラジルの専門家の参加を想定。調査は客観的で透明性のあるものになると強調した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧