陸自機、27日にも飛行再開 オスプレイ、機体の安全性確認
陸上自衛隊は26日、飛行を見合わせている輸送機V22オスプレイに関し、27日以降に飛行を再開すると明らかにした。機体の安全性が確認できたためとしている。
米海軍航空システム司令部は6日(現地時間)、輸送機オスプレイ全機種の一時的な運用停止を米軍内に提言。陸自も10日、保有する機体の飛行を見合わせた。
防衛省によると、米側からその後、昨年11月の鹿児島県・屋久島沖での墜落事故の原因になった変速機に関し、一定の飛行時間に満たない場合は追加措置が必要との説明があった。
陸自は変速機を点検するとともに、条件に当てはまる機体に追加措置を講じ、一部の機体は安全に飛行できる状態になったと判断した。