住民投票条例案を否決、豊橋 プレミア初年度は参入認める
愛知県豊橋市の新アリーナ整備事業を巡り、市議会は26日、事業継続の賛否を問う住民投票条例案を反対多数で否決した。長坂尚登市長は整備中止を掲げるが、代替案や工事契約解除時に支払う可能性がある損失補償について、十分な説明がされていない状態での投票実施を懸念した自民、公明両党などが反対した。
バスケットボールBリーグの地元クラブ「三遠」は、新アリーナの完成を前提に、2026年開始の最上位カテゴリー「Bリーグ・プレミア」への参入が認められていた。島田慎二チェアマンは、プレミア初年度の参戦は認める方向との見解を示す一方、整備が中止となった場合、27~28年度に降格する可能性があるとしている。