米軍、サンタ追跡「特別作戦」 Xマス恒例、子どもたちに報告

共同通信 2024年12月25日 09:03
 24日、米コロラド州にある北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)で、世界各地からの電話に応じるボランティアたち(AP=共同)
 24日、米コロラド州にある北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)で、世界各地からの電話に応じるボランティアたち(AP=共同)

 【ワシントン共同】北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)はクリスマスイブの24日、サンタクロースを追跡する恒例の「特別作戦」を展開した。世界中でプレゼントを配るサンタの現在地を専用のウェブサイトや電話窓口で子どもたちに報告した。

 英語や日本語を含む9カ国語に対応した専用サイトで、地球の上をトナカイに引かれ、そりで飛行するサンタの軌跡を「実況中継」。配達済みのプレゼントの数も表示した。米軍幹部はAP通信に対し「トナカイの赤い鼻が熱を発するため、われわれは熱源を追跡している」と説明した。

 追跡作戦は、1955年に「サンタに電話しよう」と呼びかけた新聞広告に誤って軍の番号が記載されて子どもたちからの電話が相次ぎ、軍人がサンタのふりをして応じたのがきっかけ。毎年10万人以上が電話で「作戦司令部」に問い合わせる名物行事に発展した。

 NORADは米国とカナダの防衛組織で、本来任務は北朝鮮のミサイル発射探知を含む北米上空の監視。中国の偵察気球が昨年、米国に飛来した際も重要な役割を果たした。

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