検問所攻撃で兵士16人死亡 パキスタン北西部
【イスラマバード共同】パキスタン北西部の南ワジリスタン地区にある検問所に20日深夜から21日未明にかけて攻撃があり、治安当局者によるとパキスタン軍兵士16人が死亡、8人が負傷した。イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」が声明で「(TTPの)幹部司令官らの犠牲に対する復讐を実行した」と主張し、攻撃を認めた。
南ワジリスタン地区はアフガニスタンとの国境地帯にある。TTPはアフガンのイスラム主義組織タリバンに忠誠を誓う武装勢力で、パキスタン政府はTTPがアフガンから越境攻撃を仕掛けていると批判している。