ドイツ議会、27日に解散へ 大統領発表、来年2月総選挙
【ベルリン共同】ドイツのシュタインマイヤー大統領は20日、信任投票で否決されたショルツ首相が提案した連邦議会(下院)解散について、27日に決定すると発表した。同日議会を解散し、来年2月23日の総選挙実施を正式表明する見通し。
ショルツ氏は今月16日に議会の信任投票で否決された。信任投票は総選挙を前倒し実施するための手続きで、首相は不信任になれば大統領に解散を求めることができ、大統領が解散を決定する。
ショルツ氏が率いた3党連立政権は11月に崩壊し、少数与党政権となった。