東証、午前終値は3万8889円 円安で輸出銘柄に買い、反発
20日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。円安進行を好感して輸出関連銘柄が買われ、一時200円超上昇した。
午前終値は前日終値比76円37銭高の3万8889円95銭。東証株価指数(TOPIX)は3・07ポイント高の2716・90。
日銀による利上げペースが緩やかになるとの観測から外国為替市場で円安ドル高が進行。収益の改善期待が高まった自動車や電機といった輸出関連銘柄が値上がりし、相場を押し上げた。
ただ半導体関連など一部の大型株の下落が重荷になり、平均株価はマイナスに転じる場面もあった。