謎の病気は重度のマラリア コンゴ、保健当局が発表
【ナイロビ共同】アフリカのコンゴ(旧ザイール)南西部で広がったインフルエンザに似た原因不明の病気について、コンゴ保健当局は17日、調査の結果、重度のマラリアと判明したと発表した。ロイター通信が報じた。世界保健機関(WHO)から提供された抗マラリア薬を配布し、拡大抑止を急いでいる。
WHOなどによると、高熱やせきを特徴とする病気が広がったクワンゴ州パンジ一帯はマラリアの流行地域。約600人の患者が発生し、9日時点で疑い例を含む70人以上の死亡が確認された。地元保健当局は、住民の栄養状態が悪く、呼吸器疾患を伴う重度のマラリアに対して脆弱になっていたと分析した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「医療」記事一覧-
高額療養負担上限25年8月上げ 26年度からは年収区分細分化
共同通信 -
二大バイオバンク連携強化 患者と健常者の比較容易に
共同通信 -
人の培養血管製品を初承認 米FDA、重傷者に移植
共同通信 -
薬価、一律引き下げ見直し 政府、2500億円抑制へ
共同通信 -
在宅医療患者1日23万人で最多 23年調査、入院は最少更新
共同通信 -
インフル流行「注意報レベル」 前週比2倍超、全国で増
共同通信 -
コロナ感染者3週連続増 前週比1・27倍、厚労省発表
共同通信 -
内密出産「慎重に議論」 三原こども担当相
共同通信 -
電子処方箋トラブルで点検 24日まで発行停止
共同通信 -
東京科学大で1月に心臓移植施設 26年稼働、待機状況改善目指す
共同通信