医療保険料、年最大5300円減 高額療養、自己負担増3案で試算
厚労省は13日、医療費の支払いを一定に抑える「高額療養費制度」で、自己負担上限額を引き上げる3通りの案を実施する場合、保険料が1人当たり年1300~5300円軽減されるとの試算を公表した。自公両党の各会合で示した。
物価や賃金の上昇に合わせて自己負担を増やし、公的医療保険からの給付を抑えることで、主に現役世代が担う保険料を軽減する。
上限額は年収や年齢で異なり、医療費に応じて上乗せされるケースもある。平均的な年収区分としている約370万~770万円の場合、上限額は1世帯当たり1カ月約8万円。3案はこれを7・5%(約6千円)、10%(約8千円)、12・5%(約1万円)引き上げる。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「医療」記事一覧-
遠方への妊婦健診、交通費を補助 8割分、リスクある人ら対象
共同通信 -
高額療養負担上限25年8月上げ 26年度からは年収区分細分化
共同通信 -
二大バイオバンク連携強化 患者と健常者の比較容易に
共同通信 -
人の培養血管製品を初承認 米FDA、重傷者に移植
共同通信 -
薬価、一律引き下げ見直し 政府、2500億円抑制へ
共同通信 -
在宅医療患者1日23万人で最多 23年調査、入院は最少更新
共同通信 -
インフル流行「注意報レベル」 前週比2倍超、全国で増
共同通信 -
コロナ感染者3週連続増 前週比1・27倍、厚労省発表
共同通信 -
内密出産「慎重に議論」 三原こども担当相
共同通信 -
電子処方箋トラブルで点検 24日まで発行停止
共同通信