原因不明の病気で31人死亡 コンゴ南西部、WHO
【キーウ共同】世界保健機関(WHO)は8日、アフリカのコンゴ(旧ザイール)南西部で、10月24日から今月5日にかけ、発熱や頭痛、せきなどの症状を伴う病気が406件報告されたと発表した。うち31人が死亡した。原因は特定できていない。
患者の多くは5歳未満の子ども。コンゴ南西部では最近の数カ月間で食料不足が悪化しており、栄養失調の患者が重症化しているという。
WHOはスタッフを現地に派遣し、状況を詳しく調査。交通状況や通信状況が劣悪で、原因特定に遅れが生じている。現地での感染リスクは高いと見積もる一方、国をまたぐ地域レベルでのリスクは現時点で低いとしている。
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