損保監督機関の新設見送り 金融庁、代理店規制を強化
金融庁は2日、損害保険大手各社による一連の不祥事を踏まえ、有識者会議が示した代理店の処分権限を持つ自主規制機関の新設を見送る方針を固めた。まずは大規模な代理店に絞って規制をさらに強め、法令順守の責任者を置くなど管理体制の整備を義務付ける。業界の改革に向けて年内に取りまとめる報告書案に盛り込む。
中古車販売大手の旧ビッグモーター(東京、BM)による保険金不正請求や、企業向け保険のカルテルを受け、金融庁は保険業法や監督指針の改正を念頭に再発防止策を検討している。報告書案は5日に開催する金融審議会の作業部会で公表する見通し。
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