非正規春闘、目標10%以上 労組連帯し賃上げ要求

共同通信 2024年12月2日 17:17
 2月、経団連会館前でシュプレヒコールを上げる組合員ら=東京都千代田区
 2月、経団連会館前でシュプレヒコールを上げる組合員ら=東京都千代田区

 アルバイトや契約社員らが個人加盟する労働組合27団体は2日、組合員が働く企業などに対し、2025年の春闘で10%以上の賃上げを求める方針を表明した。非正規雇用労働者の賃上げを目指す「非正規春闘」と名付けた取り組みで、今回は3回目となる。要求は24年春闘と同水準。

 参加労組の一つ、首都圏青年ユニオンの尾林哲矢執行委員長は「少なからず声を上げていけば成果は上がっている。しかしまだ小さく、春闘をより大きく発展させたい」と話した。

 非正規春闘の実行委員会によると、24年は大手スーパー「ベイシア」のアルバイトで平均5・41%の賃上げなど、117社に対して要求し、約70社から有額回答を得た。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧