セブン買収「友好的に」 カナダのコンビニ大手社長

共同通信 2024年11月27日 16:46
 カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタール本社=モントリオール近郊(共同)
 カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタール本社=モントリオール近郊(共同)

 【ニューヨーク共同】カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールのアレックス・ミラー社長は26日、セブン&アイ・ホールディングスに対する買収提案について「粘り強く、友好的なアプローチを継続し、最も魅力的な結果を生み出すように努める」との考えを示した。決算説明会で語った。

 クシュタールは当初6兆円程度だった買収額を積み増し、7兆円規模の提案をしている。ミラー氏は、買収を実現するために必要な資金の調達に「自信を持っている」と強調。買収提案について「われわれは共に成長し、世界中の顧客に提供するサービスや商品を強化する絶好の機会を見いだしている」と語った。

 セブン&アイの創業家側は買収提案への対抗策として自社買収(MBO)による株式の非上場化を検討している。

 クシュタールは友好的なアプローチをするとしているものの、米国の経済アナリストなどの一部は、セブン&アイ側から同意を得られないまま株式公開買い付け(TOB)などを行う敵対的な買収に踏み切る可能性もあるとみている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧