歌舞伎俳優の名前、墨書でずらり 京都・南座で「まねき上げ」
古都に年の瀬を告げる恒例の歌舞伎公演「吉例顔見世興行」を前に、京都市東山区の劇場「南座」で26日、出演する俳優の名前を墨書した看板を掲げる「まねき上げ」が行われた。
書体は肉太な線が特徴の「勘亭流」で、客が大入りになるようにとの願いが込められている。
看板は59枚で長さ約1・8m、幅約30センチ。この日は最後の1枚が掲げられると、見物客から拍手が起こった。関係者らが清めの塩をまいて公演の成功と無事を祈った。
南座の小林雄次郎支配人は「毎年この時期に公演ができる喜びをかみしめながら運営する。皆さんに歌舞伎の魅力を堪能してほしい」と話した。
顔見世は江戸時代から続く恒例行事。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「文化・芸能」記事一覧-
現代アート、草間弥生さんら出展 来年の「お台場トリエンナーレ」
共同通信 -
囲碁、井山が防衛にあと1勝 王座戦第3局
共同通信 -
朝日新聞にグランプリ 12月11日から報道写真展
共同通信 -
中村獅童さん、こんぴら初出演へ 来年4月、歌舞伎公演
共同通信 -
松本人志さん起用「適切に判断」 日テレ、訴え取り下げで方針
共同通信 -
国宝埴輪の装い「実物」で 奈良の博物館、復元品も
共同通信 -
渡辺明九段が4度目の優勝 将棋のJT杯
共同通信 -
今村さん「読書始めの力添えに」 佐賀之書店、12月で開店1年
共同通信 -
市川団蔵さん死去 歌舞伎俳優
共同通信 -
邦人彫刻家、バチカンで賞 サグラダ・ファミリアに40年
共同通信