重文級?古代甲冑見つかる 奈良の博物館、福岡で出土

共同通信 2024年11月22日 05:10
 奈良県立橿原考古学研究所付属博物館の収蔵品から見つかった月岡古墳の金銅装冑(同博物館提供)
 奈良県立橿原考古学研究所付属博物館の収蔵品から見つかった月岡古墳の金銅装冑(同博物館提供)

 ヤマト王権と北部九州の関係性を考える上で重要な意味を持つ月岡古墳(5世紀中ごろ、福岡県うきは市)から出土した多数の甲冑の一部が、奈良県立橿原考古学研究所付属博物館(同県橿原市)の収蔵品の中で新たに確認されたことが分かった。これまで知られていた出土品は一括で重要文化財に指定されており、同様の価値があるとみられる。博物館は保存処理や必要な調査をした上で地元に返却し、協力しながら研究を進める。

 確認された遺物は博物館で開催中の特別展「甲冑―古墳時代の武威と技術―」(12月1日まで)で見ることができる。

 月岡古墳は全長95メートルの前方後円墳で、江戸時代の1805(文化2)年に発掘された。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「文化・芸能」記事一覧