暴力団松葉会本部、明け渡し命令 東京地裁判決、ビル撤去も

共同通信 2024年11月21日 20:16

 2020年に火炎瓶が投げつけられた指定暴力団松葉会本部事務所(東京都台東区)の敷地について、地権者が松葉会側に明け渡しを求めた訴訟の判決で、東京地裁は21日、明け渡しやビルの撤去などを命じた。「近隣住民に危害が生じるような態様で使用してはならない義務に違反する」とし、賃貸借契約の解除が可能と判断した。

 判決によると、地権者は1995年、松葉会の関連会社と土地の賃貸借契約を締結。その後、関連会社がビルを建て、本部事務所として使用した。

 本多智子裁判長は「本部事務所は権勢の象徴で、抗争で襲撃対象となる可能性が高い」と指摘。遅くとも事件以降は危険性が具体化していると判断した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧