JR九州の関与「不十分」 高速船の浸水隠しで第三者委
日韓を結ぶ高速船クイーンビートルの浸水隠し事件で、JR九州は21日、外部の弁護士らでつくる第三者委員会による調査報告書を公表した。運航子会社は「営業上の事情や社内事情を優先」して不正を繰り返したと分析。JR九州の関与も「必ずしも十分でなかった」と判断した。
JR九州高速船を巡っては浸水を隠して運航を続けたことが、国土交通省の監査で発覚。10月には福岡海上保安部が船舶安全法違反などの疑いで家宅捜索していた。
報告書は、事件の直接責任は「(子会社の)幹部と船長にある」と指摘。浸水の発覚を恐れ、警報センサーを不正に操作した行為は「刑事罰の対象となる可能性が高い」と結論付けた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「社会」記事一覧-
滋賀で更生保護支援のフォーラム 事件犠牲の新庄さんしのび
共同通信 -
自民・古屋氏、首相の面前で苦言 北朝鮮と連絡事務所「効果なし」
共同通信 -
たん吸引必要な娘を放置死か 母親を逮捕、兵庫県警
共同通信 -
能登被災者に野菜を無償配布 野口健さん、11市町と連携
共同通信 -
核廃絶へ「命ある限り」 ノーベル授賞式参加の胎内被爆者
共同通信 -
石川・輪島漆芸美術館が再開 「市民勇気づける契機になれば」
共同通信 -
産休・育休代替、正規も国庫負担 教員不足解消へ文科省
共同通信 -
闇バイト「人生終わる」と後悔 栃木・益子の侵入未遂で起訴の女
共同通信 -
北朝鮮の拉致「決して諦めない」 帰国求め集会、石破首相も出席
共同通信 -
南海トラフ情報で予定変更16% 自粛が一定程度広がる、民間調査
共同通信