脱石炭宣言、日本は参加せず 英国など25カ国とEUが署名

共同通信 2024年11月20日 21:52

 【バクー共同】温室効果ガスの排出削減対策が取られていない石炭火力発電所の新設はしないとの英国など25カ国と欧州連合(EU)が署名した宣言に、日本が参加しなかったことが20日、分かった。不参加の理由について、日本政府関係者は「(排出削減対策の)定義が曖昧だ」としている。

 日本は昨年、アラブ首長国連邦(UAE)で開かれた国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で、対策が取られていない石炭火力発電所の新規建設をしない方針を岸田文雄首相(当時)が表明した。一方、アンモニアを混ぜて燃やし、排出される二酸化炭素を減らす手法で石炭火力を活用していく方針も示している。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧