南極観測船「しらせ」横須賀出港 オーストラリア経由し昭和基地へ
第66次南極観測隊を乗せる予定の観測船「しらせ」が20日、神奈川県横須賀市の海上自衛隊横須賀基地を出港した。12月上旬にオーストラリア西部の港に寄り、女性初の隊長となる東大大気海洋研究所の原田尚美教授(57)や観測隊員ら計65人ほどを乗せる。来年1月上旬に昭和基地に到着し、同4月に帰国する見通しだ。
国立極地研究所によると、第66次観測隊は、氷床から採取する氷の柱「アイスコア」の掘削を始める。3年がかりで垂直に約2700メートルまで掘り進め、100万年前にできた氷を含む成分を分析。地球環境の変化を調べる計画だ。
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