ドナネマブ、26日に日本発売 国内2例目の認知症抗体薬
米製薬大手イーライリリー日本法人は20日、アルツハイマー型認知症新薬「ドナネマブ(商品名ケサンラ)」を26日に発売すると発表した。脳に蓄積して神経細胞を傷つけるタンパク質「アミロイドベータ」を除去して進行抑制を狙う抗体薬で、エーザイなどの「レカネマブ」に次ぐ2例目。
対象はアルツハイマー病による軽度認知障害(MCI)や軽度認知症の患者で、4週間ごとに点滴で投与する。原則1年半続け、アミロイドベータの除去が確認されれば途中でやめられる。
副作用として脳のむくみや微小な出血が一定の割合で報告されている。公定価格(薬価)は患者1人当たり年約308万円。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「医療」記事一覧-
遠方への妊婦健診、交通費を補助 8割分、リスクある人ら対象
共同通信 -
高額療養負担上限25年8月上げ 26年度からは年収区分細分化
共同通信 -
二大バイオバンク連携強化 患者と健常者の比較容易に
共同通信 -
人の培養血管製品を初承認 米FDA、重傷者に移植
共同通信 -
薬価、一律引き下げ見直し 政府、2500億円抑制へ
共同通信 -
在宅医療患者1日23万人で最多 23年調査、入院は最少更新
共同通信 -
インフル流行「注意報レベル」 前週比2倍超、全国で増
共同通信 -
コロナ感染者3週連続増 前週比1・27倍、厚労省発表
共同通信 -
内密出産「慎重に議論」 三原こども担当相
共同通信 -
電子処方箋トラブルで点検 24日まで発行停止
共同通信