リストの難曲弾くノリ漁師の映画 「ら・かんぱねら」佐賀で上映会

共同通信 2024年11月17日 18:37
 映画「ら・かんぱねら」の上映会で涙ぐむ徳永義昭さん(左から2人目)=17日午後、佐賀市
 映画「ら・かんぱねら」の上映会で涙ぐむ徳永義昭さん(左から2人目)=17日午後、佐賀市

 音楽に無縁だった佐賀市のノリ漁師が独学でピアノを学び、リストの難曲を奏でるまでになった実話を基にした映画「ら・かんぱねら」が完成し、地元の佐賀市で17日、上映会が開かれた。モデルとなった徳永義昭さん(64)は「この日が待ち遠しかった」と涙ぐみながら話した。

 徳永さんは4月に亡くなったフジコ・ヘミングさんの演奏に感銘を受けて52歳でピアノを始め、約6年間の猛練習の末に「ラ・カンパネラ」を習得。「奇跡のピアニスト」として話題になった。

 主演の伊原剛志さんは「全部自分で弾いた。ロケ先にも電子ピアノを持ち込み、一日も欠かさず練習した」と撮影を振り返った。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「文化・芸能」記事一覧