石油企業幹部ら132人招待 環境活動家、COP議長国に反発

共同通信 2024年11月16日 09:49
 COP29の会場前で写真撮影をする人たち=15日、バクー(ゲッティ=共同)
 COP29の会場前で写真撮影をする人たち=15日、バクー(ゲッティ=共同)

 【バクー共同】英紙ガーディアンは15日、産油国のアゼルバイジャンが議長国を務める国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)に、少なくとも132人の石油、ガス企業の幹部らが招待されていたと報じた。環境活動家らは「化石燃料からの脱却」を目指す会議に影響力が及ぶ恐れがあるとして反発している。

 同紙によると、招待者にサウジアラビア国営石油会社サウジアラムコや英石油大手BPの幹部らが含まれる。アゼルバイジャンのアリエフ大統領のゲストであることを示すバッジを持っているという。

 環境活動家は「化石燃料業界は自らの利益を守るために気候変動対策の交渉を操ってきた」と非難した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧