出産費用、平均51万8千円 24年度上半期、物価高背景
全国の医療機関の正常分娩による出産費用は2024年度上半期、平均51万8千円だったことが13日、厚生労働省のまとめで分かった。物価高騰や人件費の増加を背景に年々上昇し、23年度通年から1万1千円増えた。出産費用は医療機関が自由に価格を決めている。26年度からは公的医療保険を適用し、公定価格とする方向で検討している。
出産費用は、追加料金が必要となる個室料やお祝い膳などの費用を除く。これらを含む負担額の平均は59万円だった。
政府は23年4月、妊婦の経済的な負担軽減のため、子どもを産んだ人に給付する出産育児一時金を42万円から50万円に増額した。
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