単身世帯、2050年に40%超 27都道府県で、未婚や少子化

共同通信 2024年11月12日 19:01
 全世帯に占める1人暮らしの割合
 全世帯に占める1人暮らしの割合

 国立社会保障・人口問題研究所が12日発表した都道府県別世帯数の将来推計によると、26年後の2050年には、全世帯に占める1人暮らしの割合が27都道府県で40%を超える。65歳以上の高齢者が1人で暮らす割合は地方を中心に高くなり、32道府県で全世帯の20%を上回る。1世帯の平均人数は34都道府県で2人未満となる。未婚の人が増え、少子高齢化で一緒に住む家族の人数も減るためだ。

 20年の国勢調査に基づき50年までを推計。20年と比較した50年の世帯総数は310万世帯減って5261万世帯となる一方、1人暮らしは215万世帯増えて2330万世帯となる。65歳以上の1人暮らしは346万世帯増えて1084万世帯となる。

 全世帯に占める1人暮らしの割合は全国で20年の38・0%から50年に44・3%へ上昇。都道府県別は東京の54・1%が最も高く、大阪47・4%、京都47・0%と続く。低い順では山形34・5%、福井と富山35・5%となる。

 65歳以上の1人暮らしは全国で13・2%から20・6%へ上昇する。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧