英研究者らに京都賞授与 科学、芸術の功績評価
科学や芸術分野の優れた功績をたたえる第39回京都賞の授賞式が10日、京都市で開かれた。主催の稲盛財団(同市)が、英インペリアル・カレッジ・ロンドンのジョン・ペンドリー教授ら3氏にメダルや賞金1億円をそれぞれ贈った。ペンドリー氏は自然界に存在しない性質を持つ物質「メタマテリアル」の理論構築に貢献したと評価された。
他の2氏は、地球表面全体が凍りついた「全球凍結」を地質学的証拠に基づき明らかにするなどしたカナダ・ビクトリア大のポール・F・ホフマン客員教授と、伝統的なバレエを問い直し、作品制作や舞踊美学の新たな在り方を実現したと評価された米国生まれの振付家ウィリアム・フォーサイス氏。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
途上国支援に年間38兆円 先進国、COP29議長案
共同通信 -
泊原発敷地外で核燃料荷揚げ検討 北海道電、防潮堤保護策として
共同通信 -
核ごみ文献調査報告書、地元提出 北海道2町村と道に、次の段階へ
共同通信 -
海水で溶けるプラスチック開発 理研、海洋汚染抑制に期待
共同通信 -
途上国向け資金支援、金額示せず COP29で成果文書草案
共同通信 -
美浜3号機が発送電を再開 関西電力、1カ月ぶりに運転
共同通信 -
「光格子時計」を7割小型化 火山や地殻変動観測に期待
共同通信 -
小惑星りゅうぐうの砂に塩の結晶 木星衛星などの“海”と同成分も
共同通信 -
配管損傷、原因は海水による腐食 福島第1原発2号機
共同通信 -
廃炉作業中のふげん公開 福井・敦賀、解体部品も
共同通信