瀬戸内寂聴さん遺品、二戸に寄贈 管理団体、ゆかりの地に1万点
作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(2021年死去)の命日である9日を前に、遺品を管理する「瀬戸内寂聴師を偲ぶ会」は8日、寂聴さんが残した現代語訳「源氏物語」や調度品など約1万点を、ゆかりのある岩手県二戸市に寄贈した。
寂聴さんは1987年から18年間、同市の天台寺で住職を務め、分骨もされた。「偲ぶ会」の山本均会長(75)は寺のある旧浄法寺町の元町長。生前親交があり、遺族から遺品の扱いを任されて、寂聴さんの出身地である徳島県の県立文学書道館などにも寄付した。
山本さんは二戸市役所で藤原淳市長に目録を贈呈。記者会見で「何十年の魂がこもっている。ファンの人らに喜んでほしい」と話した。
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