日本の役割「法の支配働きかけ」 トランプ氏勝利でキャンベルさん

共同通信 2024年11月7日 13:42
 ロバート キャンベルさん
 ロバート キャンベルさん

 「法の支配に基づく国際秩序を築くよう、働きかけていく必要がある」。米国出身の日本文学研究者、ロバート キャンベルさんは、6日に大統領選を制した共和党のドナルド・トランプ氏に対し、日本が果たすべき役割について語った。

 前回の在任時を振り返った時、被爆者が訴える核廃絶や台湾情勢に関して「その良しあしで判断するのではなく、いかに利益を出すかという取引の駒として考える可能性が大きい」と指摘。トランプ氏が要職に登用した人が、彼を止めることができる「ガードレール」となれるかどうかで日本の国益も大きく変わるとみる。

 トランプ氏には批判的な立場だが「潜在的に希望はある」との見解も披露した。人種や宗教などに基づく従来の支持基盤とは違う投票行動がみられ、固定化された米国の民主主義が新たな形に変わる過渡期になっていると期待するからだ。ただその上でこう付け加えた。「楽観視はしていないですけどね」

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧