【2024年衆院選】熊日担当記者6人が分析!! 比例票で見えた熊本の民意は?

熊本日日新聞 2024年11月1日 22:30

 衆院選比例代表の熊本県内の結果からは、小選挙区とは異なる「民意」が見えてくる。担当記者6人が比例票の動向や、不透明感が増す今後の政局を巡り、県政界への影響を語り合った。(衆院選取材班)

 記者A 県内の比例票は、自民党が2021年の前回衆院選から8万2千票減らし、公明党は目標の九州ブロック4議席を維持できなかった。自民派閥の裏金事件による逆風がはっきりと結果に表れた。

 記者B 自民県連幹部も、票を減らした要因として一番大きかったのは「政治とカネ」の問題だと認めていた。選挙区は各候補者の名前を書いても、比例で「自民」と書いてもらうのは、かなりハードルが高かったようだ。

 記者C 選挙戦終盤には、裏金事件で非公認となった候補が代表を務める政党支部に、自民が2千万円を支給していたことも明らかになった。自民にとっては痛手になった。

残り 2270字(全文 2641字)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
選挙熊本