【2024年衆院選】熊日担当記者6人が分析!! 比例票で見えた熊本の民意は?
衆院選比例代表の熊本県内の結果からは、小選挙区とは異なる「民意」が見えてくる。担当記者6人が比例票の動向や、不透明感が増す今後の政局を巡り、県政界への影響を語り合った。(衆院選取材班)
記者A 県内の比例票は、自民党が2021年の前回衆院選から8万2千票減らし、公明党は目標の九州ブロック4議席を維持できなかった。自民派閥の裏金事件による逆風がはっきりと結果に表れた。
記者B 自民県連幹部も、票を減らした要因として一番大きかったのは「政治とカネ」の問題だと認めていた。選挙区は各候補者の名前を書いても、比例で「自民」と書いてもらうのは、かなりハードルが高かったようだ。
記者C 選挙戦終盤には、裏金事件で非公認となった候補が代表を務める政党支部に、自民が2千万円を支給していたことも明らかになった。自民にとっては痛手になった。
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