【2024年衆院選】熊日担当記者6人が分析!! 熊本1~4区で自民完勝に終わった要因は?
27日に投開票された衆院選は、自民党が派閥の裏金事件を受けた「政治とカネ」の問題で大敗する中、熊本県の4選挙区は議席を守った。野党は2021年の前回衆院選に続いて比例復活当選者も出せず、低調に終わった。勝敗を分けた要因や、各選挙区での戦いぶりを担当記者6人が振り返った。(衆院選取材班)
記者A 石破茂首相の就任から投開票まで戦後最短の超短期決戦だったね。政党や候補者の準備は十分だったのかな。
記者B 自民に焦りは感じなかった。国会議員や県議らは日常的に活動報告会などで支援者との接点を保っている。「常在戦場」を感じたよ。
記者C 自民の国会議員は、総裁選の直後が支持率のピークだと最初から見ていた。「選挙は早いほどいい」というのは党内の共通認識だったようだ。
記者D 参政党以外の野党も1年前には候補者を決めていた。準備が不足していたわけではない。
記者E 選挙区の結果だけを見ると、県内では自民への逆風はなかったんだろうか。
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