落選の公明石井代表が辞任表明 後任候補に斉藤、岡本氏ら

共同通信 2024年10月31日 11:03
 公明党の石井啓一代表
 公明党の石井啓一代表

 公明党の石井啓一代表は31日の中央幹事会で、自身の衆院選落選を受け辞任を表明した。「衆院選は非常に厳しい結果となった。これは全て代表である私の責任だ。代表の職を辞することを決めた」と述べた。後任には斉藤鉄夫国土交通相、岡本三成政調会長らの名前が挙がっている。公明は衆院選で議席を公示前の32から24に減らし、党の体制立て直しが急務となる。

 石井氏は9月28日の党大会で代表に就任したばかり。任期途中での辞任のため、党規約により代表選は実施しない。11月7日の中央幹事会で後任の推薦を決め、同9日に党大会を開いて正式承認する方向で調整している。衆院選を取り仕切った西田実仁幹事長の処遇も焦点。

 石井氏は埼玉14区で国民民主党候補に敗北。比例代表との重複立候補をしていなかったため、落選した。公明代表の落選は2009年衆院選での太田昭宏氏以来。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「政治」記事一覧