11月の食品値上げ、今年最少 282品目、転嫁に慎重

共同通信 2024年10月31日 11:13
 スーパーの食品売り場=東京都練馬区のスーパー「アキダイ」
 スーパーの食品売り場=東京都練馬区のスーパー「アキダイ」

 帝国データバンクは31日、11月に値上げが予定されている食品が282品目になるとの調査結果を発表した。1月の310品目を下回り、今年最少。多くの企業が商品の入れ替えを実施する10月に、今年最多の値上げがあったばかりのためだ。物価高が長期化する中で、企業の価格転嫁に対する慎重な姿勢も鮮明だった。

 11月の値上げ品目の内訳は、ふりかけなどの「加工食品」が124品目で最も多く、チョコレートを含む「菓子」が91品目、「調味料」が58品目などと続いた。

 帝国データバンクの担当者は「賃上げの動きは人件費の上昇につながるため、来年は今年を上回る品目が値上げとなる可能性もある」と話した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧