物流企業トランコムのMBO成立 上場廃止へ、海外事業強化
物流企業のトランコム(名古屋市)は2日までに、米投資ファンドと組んだ経営陣による自社買収(MBO)が成立したと発表した。臨時株主総会を経て、東京証券取引所プライム市場と名古屋証券取引所プレミア市場への上場は廃止となる。
非上場化によって、中長期的な成長に向けて海外事業の強化や企業の合併・買収(M&A)を行う。
米投資ファンドのベインキャピタルが9月18日から10月31日まで、1株当たり1万300円で株式公開買い付け(TOB)を実施していた。