富士山登山鉄道、中間報告を公表 年間336万人が利用可能と試算

共同通信 2024年10月28日 19:21

 山梨県は28日、富士山の麓と5合目を結ぶ有料道路「富士スバルライン」に次世代型路面電車(LRT)の敷設する「富士山登山鉄道構想」の検討状況をまとめた中間報告書を公表した。複線軌道の6分間隔で2両編成を1日10時間運行とすると、年間336万人の利用が可能だと試算した。

 報告書では、前提条件として利用者数を年300万人、利用者単価を1万円とし、設備投資額は計1486億円などと想定した。県が軌道を整備し、民間事業者が車両を導入して運営する「上下分離方式」が最適とした。想定のケースで運営期間を40年間とし、収支は県が1848億円、事業者が4207億円の黒字と見込んだ。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧