南極観測に初の女性越冬隊長 極地研・江尻省准教授、来年出発

共同通信 2024年10月28日 17:52
 国立極地研究所の江尻省准教授
 国立極地研究所の江尻省准教授

 政府の南極地域観測統合推進本部は28日、来年南極に向かう第67次観測隊の隊長を北海道大低温科学研究所の青木茂教授(58)に決めた。副隊長(兼越冬隊長)は国立極地研究所の江尻省准教授(51)で、女性が越冬隊長に選ばれるのは初。

 青木氏は第61次隊でも隊長を務めるなど、観測隊に過去4回参加した。専門は海洋物理学。江尻氏は、過去に2回参加経験がある。

 一方、12月5日に日本を出発する第66次隊は新たに2人が追加され89人編成となった。オーストラリアで南極観測船しらせに乗船し昭和基地に向かう。基地接岸は来年1月2日の予定。夏隊は2月に帰国し、越冬隊は再来年2月ごろまで滞在する。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧