隣人ら2人殺傷、懲役23年 青森地裁「身勝手で短絡的」

共同通信 2024年10月28日 18:44

 青森市のアパートで昨年、隣人ら男性2人をナイフで殺傷したとして、殺人と殺人未遂の罪に問われた無職船水公慈被告(52)の裁判員裁判で、青森地裁は28日、懲役23年(求刑懲役28年)の判決を言い渡した。

 判決理由で蔵本匡成裁判長は「死刑になれば糖尿病で失明する恐怖から逃れられると考え、隣室で談笑していた2人を殺傷した。動機は極めて身勝手で短絡的だ」と指摘した。一方で「アルコール使用障害などが犯行に一定の影響を与えたこと、命乞いする隣人にとどめを刺さなかったことは被告のために酌むことができる」と述べた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧