島根原発2号機、安全対策完了 再稼働に向け核燃料装填へ
中国電力は28日、島根原発2号機(松江市)の再稼働に必要となる安全対策工事が完了したと発表した。原子炉への核燃料装填が可能になり、同日中に装填作業を開始する予定。中国電は12月上旬に原子炉を起動し、同月下旬に発送電を始める方針で、2025年1月上旬の営業運転再開を目指す。
島根2号機は定期検査のため12年1月に運転を停止。中国電は約1週間をかけて、これまで使用していたものと、新燃料の計560体を装填する。
島根原発は全国で唯一、県庁所在地に立地。東京電力福島第1原発と同じ「沸騰水型」で、東北電力が同じタイプの女川原発2号機(宮城県)を今月29日に再稼働するとしている。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
H3ロケット、打ち上げ延期 4号機、種子島の天候不良で
共同通信 -
東電、デブリ採取作業を再開 福島原発2号機、カメラ交換完了
共同通信 -
デブリ採取、28日再開へ 東電、カメラの交換完了
共同通信 -
ブラックホールは円盤形? 天の川銀河データを再解析
共同通信 -
29日の再稼働を正式発表 東北電力女川原発2号機
共同通信 -
プラごみ流出、32%削減必要 50年ゼロ目標実現へ、九大
共同通信 -
中国電、テロ対策施設の計画報告 島根原発2号機巡り、県知事に
共同通信 -
温室ガス排出量が過去最多 今世紀気温3・1度上昇も
共同通信 -
志賀原発の廃棄物25日搬出 北陸電、輸送量は減
共同通信 -
佐渡のトキ、8年ぶり中国に返還 16羽を今月31日
共同通信