「コーチ」親会社の合併差し止め 米NY連邦地裁、競争阻害と判断

共同通信 2024年10月25日 10:59
 店に陳列されたコーチのバッグ=9月13日、米ニューヨーク(ゲッティ=共同)
 店に陳列されたコーチのバッグ=9月13日、米ニューヨーク(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨークの連邦地裁は24日、高級ブランド「コーチ」や「ケイト・スペード」を展開する米タペストリーが、「ヴェルサーチェ」などを傘下に持つ英カプリ・ホールディングスを買収する計画を差し止める判決を出した。合併で競争が減り、ハンドバッグなどの価格上昇を招きかねないと判断した。

 合併で巨大ファッション企業が誕生すると注目されていた。米メディアによるとタペストリーとカプリは控訴する方針。

 タペストリーは2023年8月、ヴェルサーチェなどを展開するカプリを約85億ドル(約1兆2900億円)で買収することでカプリと合意。その後、米連邦取引委員会が提訴した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧