パレスチナ、GDP35%減 イスラエル攻撃で国連推計

共同通信 2024年10月22日 21:42
 12日、イスラエルによるガザ北部での退避要求を受けて避難する人々=ガザ市(ロイター=共同)
 12日、イスラエルによるガザ北部での退避要求を受けて避難する人々=ガザ市(ロイター=共同)

 【ジュネーブ共同】国連開発計画(UNDP)は22日、ガザを含むパレスチナ自治区の2024年の国内総生産(GDP)はイスラエルによる攻撃がなかった場合に比べ35・1%減少するとの報告書を発表した。約71億ドル(約1兆円)に当たる損失。失業率も急激に上昇しており、人道支援と同時に経済回復への後押しも必要だと指摘した。

 報告書によると、所得や教育、平均寿命を基に算出した「人間開発指数」は、算出を始めた04年以降で最低水準。失業率は22年の25・7%から24年は49・9%に上ると推計した。特にガザでは80%に達するという。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧